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ケプラコート処理後の機械加工はできますか? | |
当社では、機械加工は行っていませんが加工は可能です。 特に、白皮膜は表面を研磨することにより、緻密で硬い皮膜が得られます。硬さ500〜1500HVと測定値が出ていますが、皮膜の特長から磨耗する使用条件により摩耗することがございます。 | |
白と黒以外の色はありますか? | |
皮膜自体の色調が白と黒となり(自然発色となります)、ほかの色調には処理できません。 | |
染色の黒は、紫外線により脱色しますがケプラコートの黒も脱色しますか? | |
ケプラコートの黒は、染色と違い皮膜自体が黒くなりますので染色と比較すると紫外線に対する耐候性はよくなります。 | |
なぜ耐食性、耐熱性が普通のアルマイトに比べてよいのですか? | |
アルマイトでは六角柱状のセルの境界面にクラックが入り、そこから腐食が進行します。 ケプラコートはそのセル構造ではありませんのでクラック発生が防止されまして、耐食性や耐熱性が非常に優れた処理となります。 | |
実際の用途は? | |
ADC12の湯流れ模様が隠蔽できるという特長からADC12の外観部品や、光学機器関連部品に使用されています。 その他、使用状況が水に濡れるような非常に耐食性が必要な場合が多いです。 |