製品案内

マット仕上げ

弊社仕様SC-(マット仕上げ+つやありクリア電着)、SM-(マット仕上げ+つや消しクリア電着)、SA-(マット仕上げ+封孔処理)の3種類のシリーズに対応しております。

 

マット仕上げとは、下記に示すさまざまな特長をもつ前処理法です。

 

押出形材のストリーク、ダイスマークはマット仕上げにより隠蔽され、均一美しい梨地調の形材表面が得られます。
(ただし、ストリーク中のウェルドストリークは完全には隠蔽できません。)

 

板材および形材における質感が同一で、違和感を生じない仕上がりとなります。

 

一般的に生じやすい軽微な擦り傷や軽度な腐食(合紙跡腐食など)を隠蔽する効果は、従来の苛性エッチングより大きく、材料歩留をさらに向上させることができます。
(ただし、共ズレキズなどの深いキズは隠蔽できません。)

 

アルカリ性タイプのエッチング剤に比べ、メタルロスが少なく肉厚減少を抑えることができます。

 

アルミ材料の製造履歴(ビレット、押出条件、熱処理など)の違いをある程度カバーすることが可能です。
従来、色のバラツキの多い(特にシルバー色)スパンドレル材も色違いを格段に改善することができます。
しかし極端に異なる素材製造条件を持った材料および材質の種類につきましては、事前に打ち合わせと処理条件の確認が必要です。

 

シルバーおよびステンカラーからブラックまでの二次電解着色(電着塗装または封孔処理)をすることにより、色調のバリエーションが豊富になります。

 

加工工場

マット処理は、押出形材は三重工場にて加工を行っております。
板材は、本社工場にて加工を行っております。

カラーサンプル写真

マット仕上げ(SMシリーズ)

マット仕上げ(SGシリーズ)

マット仕上げ

写真のため、実際の色調とは異なります。事前にカラーサンプルにてご確認ください。